ハトロン紙とトレーシングペーパーの違いは?代用はできる?

ハトロン紙とトレーシングペーパーの違いは?代用はできる?


ハトロン紙とトレーシングペーパーの両者ですが、この両者、今でこそ、型紙と言ってぬいぐるみなどが型崩れしないように手芸などで使用する型紙になります。

しかし、この型紙、なんで2つあるの?という疑問のほか、そもそもハトロン紙ってトレーシングペーパーと分ける必要があるのかという疑問についても解説をしていきます。

そのうえで、ハトロン紙って、そもそも何をするために生まれた紙なの?という疑問のほか、じゃあ、トレーシングペーパーって、なんでできたの?という疑問についても解説をしていきます。

これら疑問を解説していくことで、両者の紙はもともとの目的が全然違っていて、のちにハトロン紙は、トレーシングペーパーという名前で売りに出されたということが理解できるよう解説していきますね♪

また、型紙のハトロン紙どこで売ってる?ダイソーやセリアは?ホームセンターには?はこちらにまとめていますので、合わせてご覧ください↓

ハトロン紙とは?

ハトロン紙は、もともと、弾薬の火薬を包むための紙になり漂白していない紙です。

だから、強度が高く光を通過させない紙きれでした。

まず、火薬は光を嫌う上、一か所にまとめて爆発させることで威力を発揮します。

たとえば、平和的な火薬を利用したものであれば、花火がまさにハトロン紙を利用して火薬を包むことで火薬に火が点火されると打ちあがりきれいな花火になります。

このように元々はハトロン紙は、光を嫌っている何かを包むための紙だったんです。

その後さらにハトロン紙は平和利用という目的で利用されるようになり、ショッピングバッグの袋にもなりました。

よって、ハトロン紙は、戦争が起源の紙でドイツ語になり戦争時の弾薬や薬きょうという拳銃の弾を遠くに飛ばす火薬を包み込む紙だったんです。

そこからさらに、型紙にも使えるなと考え始めると型紙にも使用する人が出てきて、ハトロン紙は型紙としても使える包み紙というものに定着したのです。

トレーシングペーパーとは?

トレーシングペーパーは、パトロン紙がいろいろなものを包めるということから生まれた産物から生まれた手芸専用の白い紙です。

脱色してあるのが特徴で、脱色してある分色が白い点が特徴で、色が白いから型紙にも使える薄い紙です。

薄く白いというのが特徴で、パトロン紙は逆に厚く光を通さない紙でしたがパトロン紙は光が通過するうえ薄いという特徴があります。

型紙にした場合、柔らかいという特徴があり、型紙づくりがやりやすく、かつ色が白いため、メモリを打つことができ、採寸などもできることから、より、裁縫の型紙として使いやすいのがトレーシングペーパーです。

逆に、ハトロン紙は、色が紙の原料である木と同じ色なんで、メモリをマジックなどで打っても見ずらいという問題があり、メモリを見ずらいのがハトロン紙です。

よって、トレーシングペーパーは光を通過させ薄いことから型紙に適していたり、物を写し取るに最適な紙になるわけです。

ハトロン紙とトレーシングペーパーの違いは?

ハトロン紙とトレーシングペーパーの違いは、紙の使用目的が異なり、ハトロン紙は光を通さないようにしているため、保存用の紙で保存していたのは火薬で戦争から生まれたものです。

一方、トレーシングペーパーは、平和になり、ハトロン紙という紙をさらに有効活用させようと生み出された白い薄い紙で物体を転写したり、型紙に使用する紙です。

なので、トレーシングペーパーは、ショッピングバッグの袋のように使用することは難しく、その理由は光が通過するからです。

光を通過させない、光を通過させにくいハトロン紙が、スーパーなどで買い物をした際に食品などを包んでくれる茶色い紙袋になるんです。

これも、ビニール袋というものが生まれてからだんだんと廃れてきているんですがハトロン紙は、もともとが紙ですから水に濡れると土にかえるという性質がありいまだショッピングバッグとして採用しているスーパーなどもあります。

万が一、そこらへんに放置されていても濡れれば、紙ですから溶け出して土にかえるからビニールと異なり、環境を考えているということですね。

ハトロン紙の代用にトレーシングペーパーは使える?

ハトロン紙の利用目的が、型紙だった場合、トレーシングペーパーは使えますが、ショッピングバッグのように袋に食材を詰めるとなるとトレーシングペーパーは使えません。

なぜなら、耐久性がないからです。ショッピングバッグとして昔に利用していた紙袋はご存じと思われますが厚みがあり、耐久性があります。

ただし、水に濡れると弱いんで水に濡れない限り耐久性があるというのがハトロン紙です。

一方、トレーシングペーパーは、光を通してしまう絵透けていますので、食品を持ち歩くショッピングバッグとしては使用できないんですね。

だから、代用をする場合、何に代用するかが重要で、トレーシングペーパーを食品を包んだりして誰かにあげる梱包にするのはできないわけです。

ですが、ハトロン紙を型紙として使用しているのであれば、型紙にはトレーシングペーパーはうってつけでその理由は紙が白いのでマーカーを打ち込むことが可能で、採寸などもトレーシングペーパーで済ませることができるんですね。

よって、ハトロン紙の代用にトレーシングペーパーは使えるんですが、使い方が重要で、光を通さないという特性を生かすことはトレーシングペーパーはできないのです。

ハトロン紙とトレーシングペーパーの違いは?代用はできる?まとめ

ハトロン紙とトレーシングペーパーについては、ハトロン紙は、もともと、ドイツ語が起源で戦争時に弾薬とか薬きょうという鉄砲の弾を飛ばす構造に使用されていた丈夫な光を通しにくい紙です。

光を通しにくいことから食品を輸送する際にも使用することができるとわかるとショッピングバッグとしても使用されたことがありますが、紙なんで耐久性が乏しく、ビニール袋が出ると廃れたものです。

そこから、トレーシングペーパーという薄い白い紙が登場すると、透明に近い紙であれば、物体を写し取ることもできますし、白い紙の色を生かしてマーカーを打ち込めることから型紙に使用することができる産物としてトレーシングペーパーが認識され始めたのです。

よって、両者の違いは、使用目的がそもそも違い、ハトロン紙は、包み込むことを重視しており、トレーシングペーパーは物体を転写することのほか型紙に使用するなどの目的で使用します。