ハンドメイド原価率の目安は?計算方法と赤字にならない値付けの黄金比

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ハンドメイドの原価率はどれくらいが正解?」と悩み、計算してみたものの「あれ、時給換算すると数百円…?」と愕然とすること、ありませんか?

結論から言うと、ハンドメイドの原価率は30〜40%が一般的な目安です。

しかし、この数字を守っているのに利益が出ない場合、計算式の中に大切な「見落とし」があるかもしれません。

この記事では、作家さんが無理なく利益率を上げるためのヒントをお伝えします。

  • 初心者もわかる正しい原価率の計算方法
  • 材料費を削らずに「手取り」を増やすコツ
  • 安売り競争から抜け出す値付けの考え方

「安くしないと売れない」という思い込みを捨てて、作品作りをもっと楽しむための「値付けの黄金比」を一緒に見ていきましょう。

結論:ハンドメイドの原価率は30〜40%が目安だが「数字」だけ追うのは危険

ハンドメイド販売の世界では、よく「原価率は30%〜40%を目安にしましょう」と言われます。

例えば、販売価格が1,000円のアクセサリーなら、材料費は300円〜400円くらいに収める、というイメージですね。

まずはこの数字を目標にするのがスタートラインですが、実はここには大きな落とし穴があります。

それは、「原価率3割を守れば、必ず儲かるわけではない」という現実です。

  • 「原価率は適正なはずなのに、作っても作っても生活が楽にならない」
  • 「時給計算してみたら、コンビニのバイト代よりはるかに低かった…」

もし今、あなたがそんな「薄利多売」の苦しみの中にいるとしたら、それは計算式の「中身」を見直すサインかもしれません。

ただ数字合わせをするのではなく、あなたの「技術料」や「作業時間」も含めて考えないと、ハンドメイド作家としての活動を長く続けることは難しくなってしまいます。

まずは、正しい現状把握から始めてみましょう。

【計算式】ハンドメイド原価率の正しい出し方と忘れがちな「隠れコスト」

まずは基本の計算式をおさらいしましょう。 ハンドメイドの原価率は、以下の計算式で求めます。

原価率(%) = 材料費 ÷ 販売価格 × 100

例えば、販売価格2,000円のピアスを作るのに、材料費が600円かかったとします。

600÷2,000×100=30%

これで「原価率30%だから合格ライン!」と安心するのは、実はまだ早いのです。

その計算、「見えないコスト」が入っていますか?

多くの作家さんが見落としがちなのが、材料費以外の「隠れコスト」です。

これらを頭に入れておかないと、通帳を見た時に「思ったよりお金が増えていない…」ということになりかねません。

  • 梱包資材費:台紙、OPP袋、プチプチ、小箱、サンキューカードなど
  • 販売手数料:minneやメルカリなどのサイトに支払う手数料(販売額の10%前後)
  • 送料:「送料無料」で出品する場合、これも立派なコストです
  • 人件費:制作にかかった時間(あなたの時給)

特に見逃せないのが「販売手数料」です

もし2,000円の商品で手数料が10%(200円)かかると、実質的なコストはさらに膨らみます。

「材料費は600円だけど、手数料と梱包費を引いたら手残りはもっと少ない…さらに制作に1時間かかっているから、時給換算すると…?」

こうして冷静に計算すると、原価率30%(材料費のみ)の設定でも、実は利益がギリギリであることが分かります。

💡ワンポイントアドバイス

「細かい計算が苦手…」という方は、スマホでレシートを撮るだけの会計アプリに任せると楽ちんです。

原価管理だけでなく確定申告も一瞬で終わるので、制作時間を大幅に増やせますよ。

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ここで「もっと利益を出さなきゃ!」と焦るあまり、一番やってはいけないのが「材料費を削る」という選択です。

次はその理由について詳しくお話しします。

なぜ儲からない?原価率を下げるために「材料費」を削ってはいけない理由

利益を出そうと焦った時、真っ先に思いつくのが「材料費の節約」ではないでしょうか。

  • 「1つ100円のチャームを、似ているけど安い50円のものに変えよう」
  • 「見えない部分だから、少し安い布を使ってもバレないかな?」

原価率を下げるためにこれらをやりたくなる気持ち、とてもよく分かります。

でも、これは作家としての寿命を縮めてしまう一番危険な行為なんです。

質の低下は、お客様にすぐ伝わる

ハンドメイド作品を買ってくれるお客様は、「安さ」以上に「ときめき」や「質の高さ」を求めています。

コスト削減のために質を落とした作品は、写真では綺麗に見えても、実物を手に取った瞬間に「あれ、なんかチープだな…」と気づかれてしまいます。

その結果どうなるでしょうか。

  1. レビューの評価が下がる(「すぐ壊れました」「写真と違いました」など)
  2. リピーターがつかない(「次はもう買わないかな」と思われてしまう)
  3. さらに売れなくなり、価格を下げるしかなくなる

これでは、利益を出すどころか負のスパイラルです。

せっかくのあなたのセンスや技術が、「安い材料」のせいで台無しになるのはあまりにも勿体ないですよね。

「クオリティ(材料費)は絶対に落とさない」

ここは譲らないでください。

では、品質を維持したまま、どうやって手元に残るお金を増やせばいいのでしょうか?

実は、見直すべきは材料費ではなく、毎月かかっている「あの手数料」なんです。

品質を下げずに仕入れ値を抑えたい方へ

「品質は落としたくない、でも原価は下げたい…」という方は、一般価格の半額〜70%OFFなどの卸価格で材料が買える仕入れサイトを使うのがプロの常識です。

会員登録は無料なので、まずは「使っているパーツの卸値」をチェックしてみましょう。

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利益率を今すぐ改善する裏ワザ!材料費以外で見直すべき「販売手数料」

材料費を削れないなら、削るべきは「固定費」です。

ハンドメイド販売における最大の固定費、それは販売サイトに支払う「販売手数料」です。

多くの作家さんが利用している大手サイトは、集客力が高い反面、販売手数料が10%前後かかるところが一般的です。

「たかが10%」と思うかもしれませんが、ちょっと計算してみてください。

【月5万円売り上げた場合】

手数料10.56%のサイトA:約5,280円

手数料5%のサイトB:2,500円

なんと、同じ売上でも、使うサイトが違うだけで毎月2,780円もの差が生まれます。

年間だと3万円以上です。

これだけの金額があれば、より良い材料を仕入れたり、新作の開発費に回せたりしますよね。

「場所代」を見直せば、利益率は劇的に変わる

作品のクオリティも、あなたの作業量も一切変える必要はありません。

ただ「売る場所(プラットフォーム)」を見直し、手数料の安いサービスをうまく活用するだけで、手元に残る利益は確実に増えます。

「でも、手数料が安いサイトってどこ?」「集客力はどうなの?」 そう思った方のために、主要なハンドメイド販売サイト(minne、BASE、STORESなど)の手数料や特徴を徹底比較しました。

手数料だけでなく、使いやすさや集客力も含めて、今のあなたに一番合うサイトを見つけてみてください。

👇 手数料を見直して手取りを増やしたい方へ

>>【ハンドメイド販売】おすすめサイトランキング|月40万売った私がminne・BASE・STORESを徹底比較

原価率の悩みから解放される!高単価でも売れる「ブランド力」の正体

販売手数料を見直すことで、手残りは確実に増えます。

しかし、さらに一歩進んで「ハンドメイド作家として長く食べていきたい」と願うなら、もう一つのアプローチが必要です。

それは、「作品の単価そのものを上げる」ことです。

例えば、原価1,000円の作品を売る場合を考えてみましょう。

  • 3,000円で販売(原価率33%) → 利益2,000円
  • 5,000円で販売(原価率20%) → 利益4,000円

当たり前ですが、高く売れれば原価率は下がり、利益は倍増します。

「そんなこと分かってるけど、高くしたら売れないじゃん!」という声が聞こえてきそうですね。

その不安、ごもっともです。

「高くても買いたい」と思わせる魔法、それが「資格」

同じようなデザインのアクセサリーでも、3,000円で売れ残るものと、10,000円でも即完売するものがあります。

この違いは何でしょうか?

それは、作家への「信頼」と「ブランド力」です。

お客様は、作品そのものだけでなく「誰が作ったか」を見ています。

「プロの作家さんが作った確かなものだ」という安心感があれば、価格が高くても納得して購入してくれます。

その信頼を手っ取り早く、かつ強力に証明してくれるのが「認定講師」などの資格です。

  • 「独学で作っています」
  • 「〇〇協会認定講師が、確かな技術で制作しています」

どちらが安心して高値で購入できるかは、一目瞭然ですよね。

資格は単なる肩書きではなく、「自信を持って高単価をつけるための裏付け」になります。

👇 「自分の作品に自信が持てない」と悩む方へ

「でも、自分の技術で値段を上げるのはやっぱり怖い…」

「まだ自信がなくて、どうしても安売りしてしまう」

そんな不安が消えない方は、こちらの記事も読んでみてください。

技術へのコンプレックスを乗り越えて、ファンを作るためのヒントをまとめています。

>>ハンドメイド下手でも売れる!「レベル低い」と売るのが怖い人が知っておくべき3つの生存戦略

👇 「高くても売れる」作家になりたい方へ

もちろん、手っ取り早く「プロの肩書き」を手に入れて自信をつけるなら、資格取得が一番の近道です。

「資格を取るのって難しそう…」「費用対効果はどうなの?」 そんな疑問を持つ方のために、実際に資格講座を受講した作家たちの「リアルな口コミ」を徹底調査しました。

私の体験談も交えて解説しているので、ステップアップを目指す方はぜひチェックしてみてください。

>>PBアカデミーの評判は?レジン講座の口コミを月商40万作家が徹底調査してみた

ハンドメイド原価率の目安は?計算方法と赤字にならない値付けの黄金比まとめ

原価率に縛られず、作家としての「利益」と「幸せ」を最大化しよう

今回は、ハンドメイドの原価率の目安と、利益を確実に残すための考え方について解説しました。

最後に要点をおさらいしましょう。

  • 原価率の目安:一般的には30〜40%。ただし、これに固執しすぎないこと。
  • 正しい計算:材料費だけでなく、送料・梱包費・販売手数料・人件費も忘れずに。
  • やってはいけないこと:利益を出すために材料の質を落とすこと(リピーター離れの原因)。
  • やるべきこと①販売手数料の安いサイトを活用して、手取りを増やす。
  • やるべきこと②資格などでブランド力を高め、高単価でも売れる作家になる。

「安くしないと売れない」という不安から、無理な値付けで疲弊してしまうのは本当にもったいないです。

あなたの作品には、それだけの価値があります。

まずは「固定費(手数料)」の見直しから始めて、少しずつ「自信を持って適正価格で売る」ための準備(資格取得など)を進めていきましょう。

賢く利益を確保して、長く楽しくハンドメイド活動を続けてくださいね!